皆さんこんにちは。

はしもと歯科医院です。

子どもの歯は、大人の歯よりもむし歯になりやすいため、予防措置を徹底する必要があります。

そこでおすすめなのがフッ素塗布とシーラントです。

いずれも歯科医院でなければ受けられない処置で、むし歯予防効果も極めて高くなっています。

今回はそんな子どものむし歯予防処置についてわかりやすく解説します。
 
 

市販の歯磨き粉のフッ素濃度は、1500ppmまでと国で決められています。

実際は1450ppmまでに抑えている商品がほとんどですが、歯科医院で使用するフッ素ジェルには9000ppmのフッ素が配合されているのです。

その濃度は約6倍。当然ですが、フッ素濃度が高くなると、それだけむし歯予防効果も上昇します。

しかも、施術するのは歯科医師や歯科衛生士なので、安全性もしっかり確保されております。

フッ素塗布は、大人にも適応される汎用性の高い予防処置ですが、シーラントは発育期の子どもに使うのが一般的です。

乳歯の奥歯や生え立ての大臼歯に適応することで、むし歯になりにくい環境を作ることができます。

具体的には、奥歯の噛む部分の溝をプラスチックで滑沢にすることで汚れが溜まりにくくなり、むし歯リスクも減少します。

子どもが自分ひとりで歯磨きできるようになるまでには、かなりの時間がかかります。

小学校に上がる年齢になってもひとり磨きだけでは不十分なケースも極めて多いので、親御さまによる仕上げ磨きもしっかり行ってあげるようにしてください。

親御さまが管理してあげないと、乳歯はあっという間にむし歯になってしまいます。

当院までご相談いただければ、そうした仕上げ磨きの方法もレクチャーいたします。

もちろん、お子さまのひとり磨きも方法もやさしく指導いたします。

このように、乳幼児期から学童期にかけてのむし歯予防は、フッ素塗布やシーラントが大きな力を発揮します。

歯医者さんでしか受けられない処置なので、小さい頃から定期的に小児歯科へ通うことをおすすめします。

はしもと歯科医院は谷町線「都島駅」4番出口から徒歩1分の場所で開業しており、定期的な通院もしやすいですよ。